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福岡在住|36歳|7歳男の子シンママ。 オンラインスクールでデザインを学び、現在Webディレクター2年目。 Webデザイン・Webディレクション・ノウハウなど学んだことを発信していきます。

未経験でもOK!Webデザイナーのリモートワーク最新事情

はじめに


ウェブデザイナーは、近年ますます需要が高まっている職種の一つです。
特に、リモートワークに適していることから、未経験者にとっても魅力的なキャリアパスとなっています。


本記事では、未経験者がウェブデザイナーとしてリモートワークを始める際のメリットとデメリットについて詳しく解説します。


リモートワークのメリット


remote work


リモートワークには、様々なメリットがあります。
まずは、そのメリットについて確認していきましょう。


時間と場所の自由度が高い


ウェブデザイナーの仕事は、パソコンさえあれば場所を選ばずに行えます。
そのため、自宅はもちろん、カフェやコワーキングスペースなど、自分に合った環境で作業することができます。
また、通勤時間がなくなるため、その分の時間を有効活用できます。


さらに、リモートワークでは勤務時間も比較的自由に設定できます。
深夜や早朝に作業するスタイルでも構いません。
子育て中の方や介護が必要な方にも、柔軟な働き方を選択できる点がメリットとなります。


コストの削減


リモートワークでは、通勤費や外食費などのコストを大幅に削減できます。
さらに、オフィス環境を自分で用意する必要がないため、事務所賃料も発生しません。
一方で、光熱費や通信費などの家計負担は増える可能性があります。


また、未経験からウェブデザイナーを目指す場合、スクール通学に伴う交通費や受講料などの初期投資も必要になります。
しかし、リモートワークならば、これらのコストを最小限に抑えられます。


生産性の向上


リモートワークでは、ストレスのない環境で作業できるため、集中力が高まり生産性が向上します。
オフィスでは、同僚との雑談や上司の目があるため、作業に没頭しづらい面もあります。
自宅であれば、好きな音楽を聴きながら作業できるなど、自分に合った環境を整えやすくなります。


ただし、自宅には家事や家族などの誘惑があるため、自己管理能力が試されます。
作業環境を整え、時間管理をしっかりと行う必要があります。


リモートワークのデメリット



一方で、リモートワークにはいくつかのデメリットもあります。
ここでは、その側面について見ていきましょう。


コミュニケーション不足


リモートワークでは、同僚やクライアントとの対面コミュニケーションが少なくなります。
ウェブ会議システムを活用することで、ある程度の情報共有や意思疎通は可能ですが、完全にオフラインと同じ環境を作り出すのは難しいでしょう。


特に未経験者の場合、上司や先輩社員から直接指導を受けづらく、スキルアップの機会が少なくなる可能性があります。
コミュニケーション不足は、ミスにつながるリスクもあります。


仕事とプライベートの境界線が曖昧になりやすい


自宅で仕事をすると、仕事とプライベートの区別がつきにくくなります。
家事や育児と仕事が入り混じり、常にモードを切り替えなければならず、ストレスがかかる可能性があります。


また、作業時間が長くなりがちで、過労になるリスクもあります。
定期的に休憩を取ることや、作業時間を決めるなどの工夫が必要不可欠です。


動機づけが難しい


課題対策例
孤独感オンラインコミュニティに参加する
目標設定の難しさToDリストを作成し、計画的に取り組む
やる気の維持スキルアップの機会を設ける


オフィスでは同僚や上司からの刺激があり、動機づけられやすいですが、
リモートワークではそうした環境がありません。孤独感からやる気を失ったり、目標設定が難しくなるなどのデメリットがあります。
上の表のように、工夫次第で対策はできますが、自身で動機づけを維持する必要があります。


未経験者が始めるメリット



未経験からウェブデザイナーを目指す場合、リモートワークには次のようなメリットがあります。


低コストで始められる


ウェブデザインの仕事は、パソコン1台とデザインソフトさえあれば始められます。
事務所は必要ありませんし、通勤も発生しません。
つまり、初期コストが非常に低く済むのが大きなメリットです。


さらに、リモートワークなら、オフィスに通う必要がないため転職の際の地理的制約が緩和されます。
全国に仕事を探せるため、良い案件に恵まれやすくなります。


スキルアップの機会が多い


ウェブデザインは、技術の進歩が早い分野です。
最新のトレンドを学び続けなければ、仕事を続けていくのが難しくなります。
リモートワークであれば、オンラインスクールや動画教材を活用して、いつでもどこでもスキルアップできます。


また、フリーランスとして活動する際は、クライアントごとのデザイン指示が異なるため、実践を重ねることでスキルが身につきやすくなります。


副業としてスタート可能


リモートワークなら副業としての参入が容易で、収入を得ながらスキルアップできます。
デザイン力が身につけば、本業に専念するかフリーランスに転向するか選択できます。


企業に就職する際も、 実務経験が評価されやすくなります。
副業からスタートすれば、リスクを最小限に抑えつつ、ウェブデザイナーとしてのキャリアを築くことが可能です。


未経験者が始めるデメリット


business


一方で、未経験者がリモートワークとしてウェブデザイナーを目指す場合、次のようなデメリットもあります。


基礎知識の習得が必須


  • HTML/CSS
  • Javascript
  • デザインの基礎理論
  • フォトショップ/イラストレーターなどのツール操作
  • ワイヤーフレームの作成
  • UI/UXの知識


ウェブデザイナーには、上記のような幅広い知識が求められます。
独学で身につけるのは非常に大変で、期間と労力がかかります。
スクールなどを活用し、効率的に学習することをおすすめします。


実務経験の少なさが課題に


ウェブデザインには、知識以上にノウハウやコツが大切です。
書籍やスクールでは学べない実践的な部分もあり、実務経験が不可欠となります。
未経験者は、最初のうちは低単価の案件に携わらざるを得ず、収入が不安定になりがちです。


また、クライアントとの円滑なコミュニケーションが取れず、デザイン修正に手間取るなどの課題も予想されます。
丁寧なヒアリングと柔軟な対応力が求められます。


自己管理能力が重要


リモートワークでは、上司や同僚からの管理がほとんどありません。
作業環境の整備、時間管理、モチベーションの維持など、すべてを自分で行わなければなりません。
特に未経験者は、自己管理能力が十分でない場合が多く、適応が難しい可能性があります。


目標設定や作業スケジュール、休憩の取り方など、自分に合った方法を見つけ出す必要があります。
自己管理が苦手な人は、リモートワークよりもオフィスワークの方が向いているかもしれません。


まとめ


本記事では、未経験者がウェブデザイナーとしてリモートワークを行う際のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。
リモートワークにはさまざまな魅力がありますが、同時に乗り越えるべき課題も多くあります。


リモートワークに興味がある未経験者は、自身に合った働き方を慎重に検討することが重要です。
適切な準備と対策を行えば、快適にウェブデザインの仕事に従事できるはずです。
自由な働き方と将来性の高い職種であるウェブデザイナーへの挑戦を、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。